月

ニキビ跡の代表格とも言えるクレーター

これの厄介なところは、なんといってもその目立つ見た目である。

クレーターを美化するならば、肌とニキビが戦った痕跡。

しかし、それは決して輝かしいものではない。炎症によって肌の奥深くまで傷つき、ダメージをくらい、その結果肌に穴や凹みができてしまったのが、その痕跡である。

ニキビが治ったとしても、そんなクレーターがそこにあるだけで肌の見た目はずいぶんと変わってしまうものだ。

ここでは、そんなクレーターについての紹介だ。

まずは基本を知ってほしいということで、今回はこの「種類」についての内容になる。


以下の6つにわけて説明する。

  • 大別すると3種類
  • ①アイスピック型
  • ②ローリング型
  • ③ボックス型
  • 斑状瘢痕、深真皮瘢痕、毛包周囲瘢痕
  • 確実な治療につながる

それでは、早速ひとつずつ紹介していこう。

大別すると3種類

ニキビによって肌が凸凹になった状態がクレーターだが、これには大別すると以下の3つの種類となる。

  • アイスピック型
  • ローリング型
  • ボックス型

これらの種類によって凸凹具合も違ってくるし、大きさや深さなども異なるものだ。

例えば、アイスピック型の場合だと、その名の通りまるで肌をアイスピックで穴を開けたような跡が残る。

私の肌にもこれがあり、ニキビの治療に詳しくなかった頃はこれがクレーターの一種であるとは思いもしていなかった。

次は、3つのクレーターについて、それぞれ詳しく紹介していこう。

① アイスピック型

先程も述べたように、これはアイスピックで肌を突き刺したような跡が特徴だ。

その穴のサイズは小さいが(わずか2mm前後が多い。)、表皮、真皮を突き抜けてその下の皮下組織にまでそれが及んでいるケースもある。

その為、深い穴が肌に開いてみえてしまうのだ。1つや2つなら遠目で見ると気づかれないが、近くで肌を見ると目立ってしまう。

② ローリング型

クレーターのサイズが4mmや5mm以上と大きくなるのが、ローリング型である。

前述したアイスピック型とは違い、比較的大きな凹みが肌に現れる為、見た目もそれなりに目立つ。

しかし、凹みの角度は緩やかであるのは唯一の救いといっても良いだろう。だが、どのように考えたとしても、これがクレーターであるには違いないのだ。

目に付く度に苦痛を感じたり、嫌気がさしてしまう。

③ ボックス型

アイスピック型とローリング型と比べると、ボックス型のクレーターの深さは比較的浅い。

他の2つは真皮層や脂肪組織にまで到達する場合があるが、ボックス型の多くは1番上の表皮とその下にある真皮層の丁度「境目」までの深さなのだ。

だが、恐ろしいのはその凹みの形がくっきりしていることである。

これはどういうことかというと、光の加減によってそれだけクレーターが目立ってしまうということだ。

見た目はまさに月面にみえるクレーターのようである。

浅斑状瘢痕、深真皮瘢痕、毛包周囲瘢痕

上記に挙げた3つのクレーターの種類だが、これらは別の角度からみた区分をされるケースもある。

それが、タイトルにある「浅斑状瘢痕」、「深真皮瘢痕」、「毛包周囲瘢痕」である。以下から簡単にそれぞれのタイプを説明していこう。

① 浅斑状瘢痕

名前から何となくわかるかもしれないが、これは「浅く広い」クレーターを指す。肌が薄い場合や、女性に多く見られるタイプだ。

真皮層はもちろん、その下の脂肪層にまで深さが及ぶ種類があるのに対し、これは表皮の下にある真皮層の真ん中くらいの深さで留まっている。

とはいっても、真皮層の中間あたり」と目でみて判断はなかなかしづらいものだ。最初にも述べたように、とりあえず他と比べると浅く広いタイプ、と覚えておこう。

② 深真皮瘢痕

こちらの、深真皮瘢痕は「ボックス型」と同じようなものと考えて良いだろう。

広さも深みもそれなりにあって、非常に目立ちやすい。女性よりも男性に多い、薄い肌よりも厚い肌に多い、小さいニキビよりも大きなニキビができる場合に多い、などの特徴がある。

③ 毛包周囲瘢痕

毛包周囲瘢痕は、ニキビの炎症により毛穴が塞がらなくなった為にできたクレーターだ。

かつてそこにニキビがあり、その後に毛穴が開いたような状態が続いているなら、毛包周囲瘢痕の可能性であるかもしれない。

毛穴が開くと目立つのはみなさんもご存知だと思うが、それと同じ状態である毛包周囲瘢痕もそれなりに目立つものだ。

時には複数の毛包周囲瘢痕が繋がり、大きな凹みと化してしまうケースもある。

確実な治療につながる

今回説明したように、クレーターにも色々な種類があるのだ。

それによって、大きさや深さも違ってくるし、見た目の印象もずいぶんと違ってくる。

同じクレーターに悩まされているといっても、その悩みの理由や度合いが違ってくるのはこういった数々の種類があるからだろう。

また、こういった種類によって治療法も違ってくるのを覚えておこう。

深さがあまりなく浅いタイプの場合ならば、ケミカルピーリングで肌表面を溶かすことで目立たなくする治療もある。

ピーリングでは十分でない深く目立つタイプだと、様々なレーザー機器を用いた治療が行われる。

正しい治療を行い、確実にクレーターを治す為にも、まずは自分のクレーターの種類を今回の紹介を参考にして確認しておこう。

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