疑問に思っている女の子

ニキビを治療するときに、ぜひ覚えておいて欲しいことがある。それは、「粉瘤(ふんりゅう)」をニキビと間違って治療しない、という点だ。

粉瘤とは、肌にできる腫瘍だ。腫瘍と聞くと、何かの病気かな?と考える方もいるかもしれないが、これは良性のものなので安心してほしい。

ただし、これをニキビと思い込んで治療を行っても、残念ながら治るものでない。この腫瘍は自分でどうこうできるものでなく、病院での治療が必要となる。

ニキビを一生懸命治療しているにも関わらず、なかなか治らない方はいないだろうか?

もしもそのような経験をしているならば、今回説明する粉瘤であることを疑ってみてほしい。

そして、粉瘤とわかれば直ぐに病院で治療を行ない、完治をさせよう。放置したり間違った治療は、悪化や治療の負担も大きくなってしまうので大変だ。


ニキビと間違って治療を行わないためにも、ここでの内容をぜひチェックしてほしい。今回は以下の3つに分けて紹介する。

  • ①ニキビと間違えやすい理由
  • ②粉瘤について知る
  • ③ニキビと粉瘤の見分け方

それでは以下から、早速本題に入っていこう。

①ニキビと間違えやすい理由

体にできた粉瘤の状態は様々であるが、その姿は一見するとニキビと間違えやすいのが特徴だ。

中でも良く間違えられるのが、「黒ニキビ」だ。なぜかというと、粉瘤は黒ニキビと同じように、しこりの中心部あたりにポツンと黒色の点がみられるケースがあるからである。

これが、つい間違ってしまう理由のひとつだろう。

粉瘤を知らず、ある日そんな黒い点を見つけてしまったならば、私は迷わず「黒ニキビができてしまったか・・・」と思うだろう。

こんな風に粉瘤について知らなければ、多くのひとが「黒ニキビ」と間違ってしまうかもしれない。

しかし、フタを開けてみればそれはニキビとは別物の腫瘍なのである。また、ニキビとは治療方法も全く異なるため、ニキビ用の軟膏や飲み薬を試したところで、治るものでない。

そんなこんなで、「いつまで経っても治らないニキビ」と思い込んでしまうのも珍しくないのだ。

「黒ニキビ」の場合、治療薬で治るケースも多いので、

まずは治療薬で治療に専念してみるのもよいかもしれない。

特に黒ニキビは毛穴が開いている状態なので専門のをクリーム用いた治療も効果的だ。

私も眉間に粉瘤ができてしまい黒ニキビと粉瘤と見分けがつかない時期があった。

その際に、あごニキビ治療で利用している、リプロスキン ジェルクリームで対処してみた。

あごのニキビは順調にきれいになったのだが、眉間の粉瘤は一向に治る気配がない、

そこで私は粉瘤として治療することを決意した。

 

②粉瘤について知る

これまでも説明したように、ニキビと間違って治療をしたところで粉瘤は治るものでない。

それどころか、良かれと思って行ったそんな治療が、粉瘤を大きくしてしまったり、悪化させてしまう可能性もでてくる。

そこで、間違って治療をしてしまわないように、以下からは粉瘤についての説明をまずはしておこう。

(1)時には数十センチまで大きくなる粉瘤

粉瘤とニキビを間違えないように、ここでは粉瘤の基本について少し説明しておく。

始めにも少し紹介したように、これは良性の腫瘍である。

触るとしこりのようなものを感じ、そのサイズは小さいものなら「数ミリ程度」で、少し大きくなると「1センチ~2センチ」、大きいものなら「10センチ」や「20センチ」となる場合もあるから驚きだ。

全ての場合ではないが、しこりの中心には黒い点(これは「ヘソ」と呼ばれている)がしばしばある。

そんな黒い点は、黒ニキビやその他ニキビと間違ってしまうだけでなく、ここから感染を起こしてしまうケースがあるので厄介だ。

また、粉瘤の他には「表皮嚢腫」や「アテローマ」、「アテローム」などといくつかの呼び名がある。

(2)ニキビと同じように膿が溜まっているわけでない

ニキビの中には、その中に「膿」が溜まっている場合がある。いわゆる黄色ニキビや赤ニキビと呼ばれるものだ。

粉瘤の場合は、そのしこりの正体となっているのはニキビと同じく膿ではない。

これは死んだ肌の細胞で、肌の老廃物や垢などが基本となる。こういったものが、皮膚の内側にできた袋に溜まっていくのが基本的な構造だ。

一見ニキビと似ているようでも、その中身はこのような違いもある。

※感染を起こしている場合(感染粉瘤や炎症粉瘤という)は垢の他にも膿が溜まる。この場合、文字通り粉瘤が炎症や感染を起こしてしまい、袋の中には膿も一緒に含まれる。この場合ニキビと粉瘤を見分けるのは非常に困難となる。

また、感染粉瘤や炎症粉瘤の場合は、しこりが肌色ではなく赤くなっていたり、痒み、痛みなども感じるようになる。

(3)そこに袋がある限り完治しない

皮膚の中にできてしまう袋は表皮でできたもので、嚢腫壁ともいう。これがある限り、そこには垢が繰り返し溜まっていき、粉瘤のサイズが大きくなっていく。

そして、この袋は自然と消えてなくなってしまうものではないのだ。つまり、この袋を取り除かない限り、しこりや化膿を繰り返してしまうというわけだ。

もうお分かりのように、粉瘤の基本的な治療は、「袋を取り除く」こととなる。これは手術によって行われるのが一般的で、粉瘤が小さいうちに行なうのが大切だ。

大きくなってしまうと、手術痕が大きくなってしまったり、体への負担がそれなりにかかるなど、何かと大変なのだ。

もしかして粉瘤かな?と思った時は、そのまま治療を続けるのではなく病院で見てもらい、早期発見・早期治療につなげることが大切だ。

③ニキビと粉瘤の見分け方

粉瘤とニキビの違いについて説明したが、いざ目にしてみると「これはニキビと粉瘤のどちらだろうか」と悩んでしまう場合もあるだろう。

そこで、いくつかの見分け方をここでは紹介する。

(1)硬くて動かないしこり

まずは、「しこり」について。粉瘤の場合、できたしこりは「固い」のが特徴だ。そんなしこりは皮膚の下であまり動きが見られないのも特徴である。

皮膚にポコっと盛り上がってできるしこりもあれば、そうでないものもある。この場合は皮膚を触った時に奥にしこりの存在を確認できる。

経過とともに粉瘤のサイズは大きくなるが、小さいうちはニキビと間違ってしまいそうになる。この時、まずはしこりの有無や、状態についてチェックしてみよう。

(2)薬を塗っても効果がない

粉瘤は薬を塗ると、しこりが小さくなって治るものでない。これもニキビと見分けるポイントと言えるだろう。

全てのニキビがそうであると言えないが、ニキビは市販薬や処方薬の使用によって症状がましになったり、治ったりするものだ。

そんなわけで、薬を使用しているにも関わらず、一向に症状が良くならないニキビがあるならば、粉瘤を疑ってみても良いだろう。

(3)自分で判断しない

正しい治療を行なう為に、最も大切なのは自分で判断しないということだ。粉瘤の疑いがあれば、まずは病院に行き診断をしてもらおう。

ニキビか粉瘤かがハッキリすれば、治療にも思い切って踏み込めるものだ。それに、ニキビと思って一生懸命治療を行ったのに・・・という絶望感も味わうこともない。

粉瘤を完治させるとなれば、どのみち最終的には病院での治療が必要になるので、早いうちに診断を病院で行ってもらおう。

粉瘤の手術詳細。

診察してもらうと実は粉瘤ではないことがわかるかも。

そもそも粉瘤は自然治癒しない症状なので勇気を出して病院(皮膚科)へ行ってみよう。

ニキビを治療する時に大切なこと

ニキビの治療を行なう時、様々なことが大切になる。

例えば、あきらめずにニキビを治すぞという心得も大切だし、それぞれのニキビに合った正しい治療を行なうのも大切だ。

そして、今回ここで紹介した粉瘤と間違えないのも大切である。粉瘤について知り、ニキビと間違えないように治療を行おう。

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